
M.Nさん
入社のきっかけ
もともとは、道北地方にある町役場の福祉課に2年程勤務していました。将来は、福祉関連の仕事に就こうと学校にも通っていましたので、さらに視野を広げるために転職を決意。福祉に特化した転職サイトを閲覧していたところ、しりサポの求人を見つけました!
もちろん、他の法人も見てはいたのですが、ここのホームページを見つつ、実際に見学するなかで、温かい雰囲気の職場だと思い、エントリーして採用となりました。転職して、今年の11月で丸5年になります。
道北地方から余市に移住となることで最初は、不安が多かったのですが、ここは程よく都会?(笑)札幌に行くにも便利ですし、公共機関(バス・JR)も整っていて、お店もひととおりあるのでとても暮らしやすい環境です。

現在の仕事の内容について
利用者さんの支援全般になります。ある程度ルーティンも決まっていて。利用者さんが来る前は、事前準備として、施設の除菌や作業チェック等の雑務。皆さんが来たら、個々の作業や活動の見守り・お手伝いになります。作業の進み具合は様々で、自ら率先してできる利用者さんもいれば、こちらから声かけして作業を進める方もいるので、状況をみながら進めています。あとは利用者さんそれぞれの特性に応じて、トイレ介助や服薬の介助など生活全般の支援を行います。
午後からは皆さんとウォーキングや体操で軽い運動をします。その後は、午前中同様に作業や活動に入っていただきます。合間をみて、利用者さんの様子を記録に書いています。
帰宅前はみんなで掃除。利用者さんが無理なくできるように、必要なものを渡したり並べて掃除しやすいようにしたりと、サポートしています。利用者さんが帰宅した後は、翌日の準備やスケジュール確認。それが終わったら、スタッフ同士で引き継ぎや定例のミーティングに出席。季節の行事の準備(今は9月のコミ茶まつりに向けて)や支援計画の作成などの事務をだいたい1時間程度して、定時に退勤となるパターンが多いです。

仕事をするうえで気を付けていること
当たり前のことだとは思うのですが、「利用者さん最優先で動こう!」です。
利用者さんの行動にアンテナを張って動くことは、職員との情報共有にもなるので、結果利用者さんのためや事業所全体が円滑にすすむことになります。小さな変化も気付いて動くことは意識しています。後はわからないことや困っていることは、自分で判断する前に、周りに確認することです。良かれと思って判断したことが全体に迷惑をかけてしまうこともあるので、そこは気を付けています。
今年から新しい職員が加わりました。利用者さんのことや自分のことに加え、新しい職員のことも気を配りつつ、仕事をしていきたいと考えています!
現在のやりがいやその先の目標(チャレンジしたいことも含む)
チャレンジしたいことになるのですが、実務を5年経験すると、サービス管理責任者の研修・資格試験にトライできます。試験に合格して、管理者になるとかそういう意識ではないのですが、キャリアを積んでも常に勉強して、チャレンジする気持ちは常に持っていたいです。
残業や休日について
残業は全く無いというわけではありません。仕事ですからね(笑)ただ、残業しなきゃ!という雰囲気ではないので、個々のペースで仕事が終わったら、帰るスタンスです。
休みについては、基本的にはカレンダー通りではあるのですが、町内の宇宙記念館のトイレ清掃があるので、午前又は午後にシフトを組んで出勤することがあります。シフトを組む時も基本的には個々の希望が考慮されますし、その月が難しい場合は、他のスタッフで対応するので、無理がありません。もちろん、土日の出勤については他の日に振休としてお休みできます。また、有給休暇も取りやすいです。家族の病気や急用があっても、周りがカバーしてくれるので、持ちつ持たれつ協力し合いながら進めていますよ!

あって良かったと思う社内制度(資格取得や諸条件)はありますか?
社外研修の受講費用を年2回法人が負担してくれることです!興味のある研修を自分で調べて申請するスタンスなのですが、私が興味を持っていることは、自閉スペクトラム症についてです。
自閉症スペクトラム支援士という資格があって、今冬研修を受けました。その後は、自閉症スペクトラム学会の研究大会をオンラインで参加して認定となるので、その学会の参加について上司に相談しようと思っています!
しりサポの魅力をひとことで!
「利用者さんもスタッフも自分らしく過ごせる・働ける場所」です。 穏やかな雰囲気で利用者さんも職員も尊重しあいながら生活している空間です。
これからエントリーする方へのメッセージ

「ぜひ一緒に働きましょう!」くらいしか考えてなかったです(笑)例えば、就職活動の時期に「本当に福祉の仕事ができるかな?」「向いているかな?」と自信がなかったり、私みたいに福祉に関する仕事はしていたけど、直接の支援はどうかな?と心配に思うことがあると思います。しりサポは利用者さんの支援はもちろんですが、イベント運営の企画・進行などの経験もできるので、「最初に福祉を経験する場」としては、とても良い環境だと思います。
毎年スタッフ同士の勉強の場があり、今年はスタッフそれぞれがテーマを決め学習・資料作りをして発表する内部研修会もあります。人前で話すことの準備の大切さ、伝えることの工夫などを経験できるので、普段の業務とは違った角度からスキルアップできるのもここの良さだと思います。
なにより余市町は温暖ですし、食べ物が美味しい!とても過ごしやすい街ですよ!